「盲亀浮木のたとえ」って知ってますか?
2025-04-16

大久保総合事務所 です。
今日、社内の雑談の中で「盲亀浮木(もうきふぼく)のたとえ」という言葉が出てきました。
正直、初めて聞いた言葉で「なんだろう?」って感じだったんですが、調べてみたら
これがなかなか面白くて、深い意味があるんです。
盲亀浮木のたとえとは?
このたとえは、仏教の教えの中に出てくるもので、
めったに起こらない奇跡のようなことを
表しています。
イメージしてみてください——
大海原の底に、目が見えない亀(=盲亀)がいます。この亀は100年に一度だけ海の上に浮かび上がってきます。
そして、海には一本の流木がぷかぷかと浮かんでいて、その木にはちょうど亀の首が入るくらいの穴が空いている。
さて、その亀が100年に一度海面に出たとき、たまたまその穴に首がスポッと入る確率って、どれくらいあるでしょう?
……そう、ほとんど「ありえない」レベルなんです。
これが「盲亀浮木のたとえ」。
つまり「人間として生まれる事は、それくらい貴重で奇跡的なことなんだよ」という意味が込められているんです。
普段、何気なく過ごしている日々も、実はものすごくありがたいことかもしれません。人との出会いや、ちょっとした話題の中にも学びや発見があるなぁと、改めて感じた瞬間でした。
